[特別寄稿 2010年11月] Tanguera ~かすみん

【タンゴワセダ発!かすみんさんの連載 No.001】

はじめまして。オルケスタ・デ・タンゴ・ワセダ2010年度バンドマスターの荒木香澄です。

ご縁があって、寄稿させていただくことになりました。

この場を通じて、『タンゴが好き!』な多くの皆様と交流を深めることができたら嬉しいです。

タンゴワセダの主な活動は、年に1度開催するリサイタルの他、パーティーのBGMやダンスの伴奏等の依頼演奏です。今年は、東京タンゴ祭やタンゴダンス世界選手権アジア大会でも演奏させていただきました。

今回は、当サークルの日々の練習についてお伝えしようと思います。

練習は週3回、各回約3時間。練習場所は早稲田大学学生会館。
こちらは合奏中の様子です。通称“お見合い合奏”

この練習方法にはメリットが多くあります。例えば互いがどんな音を弾き、どんな役割をしているのかを理解することができるほか、アイコンタクトを取りやすい等…。
何しろオルケスタは呼吸を合わせることが難しいので、こういった練習の積み重ねがとても大切だと考えています。

そして練習も大切ですが、コミュニケーションを取ることも必要不可欠です。
メンバーの誕生日にはケーキを食べて、皆で寄せ書きをしたバースデーカードのプレゼント、時には遠足やBBQ、夏には合宿を行い、学生らしいことも沢山しています。

2010年度のタンゴワセダは総勢20名。半数以上は今年入部したタンゴ初心者ですが、皆どんどんタンゴの魅力に惹きこまれています。
タンゴを演奏すると、楽譜に書かれている音をただ弾くだけではタンゴにはならないということを強く実感します。ダリエンソ、プグリエーセ、ディサルリ、サルガンなど、巨匠たちの演奏スタイルを模索しながら、私たちなりの解釈で追及しています。

たった4年間、されど4年間の大学生活。これからの人生を歩む中でいつ振り返ろうとも、タンゴに出会ったこと、練習に専念した日々、楽しい想い出がよみがえれば、それは大きな収穫であるといえるでしょう。

光陰矢の如しとはよく言ったもので、リサイタル本番まであとわずかです。
聖なる夜ではありますが、今年も1年間の集大成を披露します。
入場無料、 どなたでもご鑑賞いただけますので、ご家族、ご友人をお誘い合わせの上、足をお運びいただければと思います。

オルケスタ・デ・タンゴ・ワセダ 第49回リサイタル
2010年12月24日(金)
開場 17:30
開演 18:00
四谷区民ホール(丸の内線「新宿御苑前」より徒歩5分)
お問い合わせは、tangowaseda@hotmail.comまでお願いいたします。

オルケスタ・デ・タンゴ・ワセダHP http://www.waseda.jp/L1-tango/

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